天井からの雨漏りをお悩み解決!修理業者の選び方や火災保険について
こんなお悩みを解決!
・雨漏り修理って、どこの業者にお願いしたらいいの?
・天井がたわんでいるけど、これって雨漏り?
・台風のあと、天井にシミができているのを発見した
結論から言うと、雨漏りを修理せずに放置しておくと天井が崩落したり、火災につながったりする危険性があります。
原因を特定できる業者にお願いし、早めに修理を検討した方がよいでしょう。
この記事では「雨漏りの修理業者の選び方」「火災保険の適用について」「自分で応急処置をするDIY」についても、合わせて詳しく解説していきますね。
修理は必要。天井の雨漏りによる【危険性】
「シミがあるけど、水は落ちてきていないし…」と雨漏りを放置しておくのは危険です。
今までよりもさらに雨水が侵入しやすくなり、気付かないうちに屋根裏や床下の腐食が進行してしまいます。
天井の崩落や火災などの“大きな二次被害”になる前に3つの危険性を知り、早めに修理を依頼しましょう。
危険性①:天井が崩落する
雨漏りによる危険性の一つに、天井ボードが崩落してくる恐れがあります。
雨漏りが頻回に続き、天井材の上に水が溜まったり、天井ボードを留めている木材が水を吸収して腐食すると、水を吸ったボードの重さに耐えきれなくなり、天井が崩落します。
天井が崩落するサイン
・天井から水が落ちてくる
・天井板にシミやカビができている
・天井板に反りやたわみがある
被害が拡大してしまうと修理費用もさらにかかってしまうため、発見したら業者へ相談することをおすすめします。
危険性②:カビやシロアリの発生
雨漏りで一番多い被害は「建物の木材」が腐ってしまうこと。
日光の届かない家の内部に雨水が入り込んでしまったことで、湿気が多い状態が続き、カビやシロアリが発生してしまう恐れがあります。
雨漏りを繰り返し引き起こすことで、湿気が家の外へ逃げずに木材の腐食が進む→カビやシロアリが発生して家が劣化するというような二次被害につながってしまうということですね。
危険性③:漏電と火災の危険性
雨漏りで最も危険なのが、漏電と火災による被害です。
雨漏りが発生すると、ひどい場合は天井から室内へと湿気や雨水が侵入します。
その水分が天井裏や壁内を伝い、電気配線やコードの絶縁体のすき間に入り込むことで、漏電を引き起こしてしまいます。
雨漏りと共に次のことに心当たりがある場合は、早めに業者へ依頼するようにしましょう。
・雨が降るたびに停電する
・急に電気代が以上に高くなった
天井の雨漏りで【原因】になりやすい場所
雨漏りの主な原因について、一部をご紹介します。
原因となる場所も分からず、ある日突然“雨漏り”を発見してしまったら…
その後の劣化や費用面のことを考えると不安もありますよね。
雨漏りの原因をしっかり特定し、施工を行ってくれる「雨漏り診断士」が在籍している業者へ依頼することをおすすめします。
瓦屋根のズレ、漆喰の亀裂
雨漏りを引き起こしやすい場所は、屋根瓦のズレや瓦を支える漆喰です。
地震や台風の衝撃により瓦同士がズレ、すき間ができることにより雨漏りを引き起こす場合もあります。
瓦そのものに問題がなくても、接合部分に使用されている“漆喰”の劣化によって雨漏りが発生することも。
屋根の板金、傷やサビから
金属製の屋根材を使用している家では、台風や強風の飛来物によって表面に傷ができると、そこからサビてしまうこともあります。
サビが発生したとしても金属そのものにある程度の厚みがあるため、すぐに雨漏りに繋がることはありません。
そのまま放置しているとサビがさらに広がり、、、
- 釘やビスが錆びて留め金が緩む
- サビにより屋根材に穴が開いてしまう
- 地震や強風の衝撃で棟板金が剥がれやすくなる
このようにいくつかの原因が重なり、雨漏りを引き起こしてしまうでしょう。
外壁の劣化箇所、割れやヒビ
サッシ周りのコーキング割れ、外壁のヒビ割れが雨漏りの原因となる場合もあります。
外壁から染み込んだ雨水は下に向かって垂直方向に移動するため、部屋の壁に雨漏りの形跡が残りにくく、発見が遅れてしまいます。
気付いたときには「雨漏りが始まってからかなりの時間が経過している」「一度に大量の雨水が侵入してきた」のように劣化が進行しているケースがほとんどです。
バルコニー・ベランダの詰まりや劣化
ベランダは、雨や紫外線、外気の温度差で、毎日傷みは進行していると言っても過言ではない場所。
雨風にさらされることで、ベランダの床に張られている防水シートや防水塗装が劣化していきます。
その結果、ベランダの床面にひび割れ、破れ、剥がれなどが起こり、雨漏りが起こってしまうのです。
一般の人ではベランダの床面を張替えや防水施工は難易度が高いため、業者にお任せしてしまった方が確実に修繕できます。
雨漏りを引き起こす原因
・ベランダ床面(防水層)の劣化
・床の傾き
・ベランダの壁のヒビ割れ、すき間
天井の雨漏りを【DIY】で修理する方法
応急処置として対処できるDIYの修理方法をご紹介します。
作業する際は、屋根や高所の安全確保をした上で行うようにしましょう。
応急処置①:吸水シート、バケツ
雨漏りで水が床に滴っているようなら、床を濡らさないように吸水シートを活用しましょう。
「吸水シートがない」場合でも、バケツや桶で代用が可能です。
雨水が家の内部に入り込んでしまうと、水分が排出できずにカビや腐食の原因につながります。
防災用の水たまりシートであれば、7ℓもの水を吸収できます。
豪雨や台風などの万が一のときに備えて、常備しておくと安心ですね。
応急処置②:ブルーシート、防水テープ
雨漏りの原因となっている箇所が分かれば、修理業者が来てくれるまでの間は“ブルーシート”で覆っておくことも有効です。
さらに養生テープや防水テープがあれば、すき間を埋め雨水の侵入を抑えることもできますよ。
天井が雨漏りしたときに依頼する【業者の選び方】
雨漏り修理や屋根の修理は、一生に一度くらいしか工事をお願いしない人がほとんどですよね。
「修理を依頼したら施工を急かされ、圧があり断りづらくなってしまった…」と、苦い思いもしたくありません。
- 雨漏り診断士の資格をもつプロが在籍している
- アフターフォローの対応をしてくれる
- 見積もりの内容や質問にも丁寧に説明してくれる
など、お客様目線で、困りごとにしっかり寄り添ってくれるかどうかが大きなポイントです。
選び方①:「雨漏り診断士」資格をもつプロがいる
依頼する業者を選ぶ際のポイントとして、「雨漏り診断士」の資格を保有する人がいる会社にお願いすると安心です。
雨漏りの原因を特定する調査は、プロであっても非常に難しいもの。
有資格者なら「建物の基礎知識」「雨仕舞いと防水・塗装の基礎知識」「雨漏り診断の実例・実務」が保証されているので安心できます。
どのような修理ケースにおいても、その場でしっかり調査をして判断してくれる「雨漏り診断士」が在籍している業者を選びましょう。
選び方②:アフターフォローの対応をしてくれる
施工完了で終わりではなく「その後の不具合はありませんか?」と、後日改めて電話連絡や訪問などのアフターサービスをしてくれる業者を選びましょう。
どれだけ丁寧に修理をしても「後日また雨漏りが発覚した」とケースも稀にあります。
問い合わせから契約、アフターフォローまで、信頼できる業者にお任せしたいですね。
選び方③:見積もりの内容や質問にも丁寧に説明してくれる
何にどれだけの料金がかかっているか、素人であるお客様にもしっかりと向き合って対応してくれる業者を選びましょう。
- どのような修理をするのか
- 何の材質を使用するのか
依頼する業者によってはこの2つが異なるため、よく把握しておきましょう。
他社で見積もりをとってもらったときの参考になります。
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破損個所の写真をお見せしながら、調査した結果を目で見てわかるようお伝えします。
修繕に関しては、お客様のご負担が少なくすむよう火災保険の提案もしております。
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天井の雨漏り修理で【火災保険】の適用はできる?
意外と知られていないのが、自然災害で家が被災し「雨漏り修理」が必要になった場合でも、火災保険で費用がまかなえるということです。
しっかりと申請を行えば保険料が下りますので、それぞれのケースを詳しく見ていきましょう。
◎適用されるケース:自然災害が理由の雨漏り
“火災保険“という名前のイメージから、火災でしか保険は下りないのではと勘違いされがちです。
以下の自然災害で被災し、雨漏り修理を依頼した場合でも保険料が下ります。
風災 | 台風、突風、竜巻などの強い風 |
水災 | 暴風雨、洪水、高潮、土砂崩れ |
雹災 | 雹(ひょう)(直径5mm以上の氷のつぶ) |
雪災 | 大雪、落雪による破損 |
自然災害による破損か経年劣化による破損か分からない場合も、一度見積もりを依頼したときに相談に乗ってもらうと安心ですね。
×適用が難しいケース:経年劣化による破損
自然災害とは関係なく、単なる経年劣化で雨漏り修理が必要な場合だと火災保険が下りません。
・新築時の初期不良の場合
・リフォーム時の破損
・ソラーパネル設置時の破損
もしかしたら「経年劣化」だと思っていた雨漏りが、実は豪雨や台風が原因で“火災保険”が下りるケースもあるため、諦めずに業者へ相談してみましょう。
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「やねまる」では、火災保険の手続きをサポートします
「火災保険の手続きって、どうやったらいいの?」
「申請が通らなかったらどうしよう…」
そのようなお困りごとがあれば、やねまるが全面サポートいたしますのでご安心ください。
具体的には、以下のようなことを行っています。
- 火災保険の申請書記入のサポート
- 申請書の郵送
- 保険会社の調査立ち合いと交渉 など
もっと詳しい施工の詳しい流れについては、「施工の流れ」でご確認ください。
まとめ:天井からの雨漏りは、調査で原因を特定してもらえる修理業者にお願いしよう!
✅ 天井からの雨漏りを放置すると…
⇒天井が崩落する、カビやシロアリの発生、漏電と火災の原因
✅ 業者が来るまでは、吸水シートやブルーシートで応急処置が可能
✅ 修理を依頼する業者は…
⇒雨漏り診断士が在籍、アフターサービスの充実、見積もりの内容を提示できる
✅ 火災保険が適用されるのは、自然災害が理由の雨漏り
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