2023年6月2日の台風被害、大雨の被害でベランダが水で溢れたお客様多数につき原因や対処法を解説
2023年6月2日に台風2号が発生しました
警報級の大雨が降る可能性があり、とても危険でした。
道路冠水、土砂崩れ、河水氾濫、停電。
台風もそうですが、昨今の異常気象により、昔にはあまり言われなかった線状降水帯とよばれる、大雨を降らすようなものもでてきました。
非常に厄介で普段雨漏りしていないお家も雨漏りしだしてしまったりと、雨に悩まされることは年々多くなってきましたが、当社でもここ数年特に多くなってきたのが
ベランダ・バルコニーのオーバーフロー問題です。(水が流れなくてベランダがプールみたいになってしまう)
ベランダが水で溢れる現象
大雨のせいで、当社にも多くよせられた現象としては、ベランダからの水が流れず溢れてきているのですぐきてほしい!
このようなSOSが多く寄せられました。
ベランダから水が流れない場合の原因
・原因の多くは元々排水溝の掃除をしておらず、詰まっていたところに水が流れてきたケース
・排水用の雨樋のエルボー(雨樋を壁に這わせるために曲げる部材)部での詰まり
・排水用の雨樋の外側にあるボックス(箱)のような四角いパーツの中で詰まっている
・排水用の雨樋の集合部にある寄せ桝(よせます)部分での詰まり←頻発箇所
・そもそも排水用雨樋の土中の排水管が詰まっている場合
ベランダから水が流れない場合の対処法
排水溝が大体2箇所程度両端を見ていただくと見つけられると思います、まずはこちらをスマホのライトなどで照らしてみてください
水筒を洗うブラシや使わなくなった歯ブラシ、何か長い棒を使用して解決しているお客様も中にはいらっしゃいます。
自分でやってみたけど解決しない場合
全然解消されない場合は排水管のどこか、詰まり外壁の外側に問題があるため、大体は高所作業か専門知識が必要になってきてしまいます
雨樋は接着しないといけない部分と、その逆に接着してはいけない部分もあり、強引にゴミ掃除をするために外そうとして壊してしまうお客様も中にはいらっしゃいます
そうなると、部材が現存していない場合はその雨樋全てを交換しないといけなくなり+足場設営が必要になる場合があり、思わぬ大出費に繋がる可能性があります
雨樋や防水を行える業者へ連絡
部屋の中に浸水してきた場合、床材やクロス、畳や場合によっては階下への浸水で数百万円の出費になる可能性があるため、業者へ連絡した方が無難かと思われます
場合によっては数千円~数万円で解決できると思いますので、大事になる前に依頼した方がよいと思います
まとめ
・台風や大雨でベランダに水が溢れてきて怖い思いをする可能性があるので、普段からメンテナンスをする意識と、業者さんに台風前にチェックしてもらうのが事前防止策としてはよいでしょう
・流れない場合は排水溝を棒などでつっついてみて、解決しなければすぐに業者を手配しましょう
・放置していると思わぬ大出費になる可能性があるので、雨樋や防水に詳しい会社へ依頼