【簡単解説!】特定が難しい雨漏りの原因と調査方法って?
雨漏りしてしまう原因って何?
雨漏りは、1級建築士でも、正確な原因を特定するのがとても難しいと言われています
建物に明確な破損などがあれば分かりやすいですが、侵入経路と雨漏りしている箇所が離れている場合が多いため、侵入箇所の特定が非常に困難です。
逆に屋根の破損箇所から屋根裏の雨漏りなどの侵入経路と雨漏りしている箇所が近い場合は、原因が特定しやすいです。
そのため、雨漏りの原因となりやすい箇所から、ひとつずつ調査や修理を行って雨漏りを止めていくというのが確実に雨漏りの原因を特定し、雨漏りを止める最短の方法となります。
雨漏りを放置するとどうなる?
雨漏りをしていることを知っていながら、放置をしてしまうと、建物の内部の腐食が進み、家の強度が落ち、寿命を縮めてしまいます。
また、湿気を好むシロアリやダニなどの害虫を発生させ、カビを発生させる原因となります。
さらに二次災害として、雨漏りの放置によって発生したカビが感染症やアレルギーの原因となり、人間の健康にまで影響を与えかねません。
そのため、雨漏りは放置せず、手遅れになる前に見つけた時点で業者に連絡しましょう!!
急な雨漏り!!応急処置ってある?
よくある屋根にブルーシートをかけましょう!のような対処方法は、絶対におすすめ致しません。こちらのデータをご覧ください。
厚生労働省の平成24年の発表によると、屋根から滑落し年間約170名の職人が今もなお命を落としております。また、ブルーシートが風で飛ばされて電線に引っかかったり、近隣のお家にご迷惑をかけることもあるかもしれません。
応急処置として、有効なのは雨漏りしている箇所にタオルや新聞紙などを敷いてバケツやゴミ箱でも構いません、深めの器を置きましょう。浅いものであれば、水が周囲に跳ねて濡れてしまわないように器に底にタオルなどを敷くと良いでしょう。
窓サッシから雨漏りしているときは、タオルで水を染み込ませましょう。
そこまで出来たら、すぐに屋根専門の業者に連絡しましょう!
雨漏りが起こりやすい箇所ってどこ?
屋根
経年劣化・自然災害による破損・板金や釘の浮きなど、屋根の壊れた部分から水が侵入します。
もし、目視できる部分に何も問題が見当たらない場合は屋根の内部の防水シートや野地板などに穴が空いているなどの何かしらの問題がある可能性があります。
外壁
壁やシーリングにひび割れや欠けている部分から水が侵入します。
ひび割れる原因として、地震による揺れや強風による飛来物が壁に当たって壁にひび割れを生じさせることがあります。
シーリングのひび割れから侵入した水は、防水シートや下地に影響を与えるので、雨染みなど目に見える形で現れたときは被害が大きくなっている可能性があります。
▶︎ シーリングについてはこちら
ベランダ
防水層・排水口の劣化・詰まりなどから雨漏りする可能性があります。
ベランダには傾斜がほとんどなく、水が溜まりやすい場所です。
ベランダの床には、防水シートや防水塗装が施されていますが、経年劣化によりひび割れや剥がれなどが起き、雨漏りに繋がります。
窓サッシ
窓のサッシと外壁の間は、シーリング材で隙間を埋めているため、シーリングが劣化するとひび割れや剥がれが発生し、水が侵入します。
また、サッシは重いため外壁への負荷がかかりやすいことや窓の開け閉めによる衝撃が蓄積されることで、窓周りの外壁にひび割れが生じます。
雨漏りの調査方法ってどんなのがあるの?
目視調査
目視調査は、言葉の通りお家の状態を目で見て調査することです。
ひび割れや板金の浮きや釘浮きなどがないか、プロの調査員の目で調査します。
当社では、調査員が屋根を足で踏んで傷をつけるのを防ぐため、屋根に直接上がらないで調査できる方法を用いることが多いです。高所カメラやドローンなどを使って撮影をします。
ご報告する際は、その写真をお見せしながら、丁寧にご説明しておりますので、ご安心ください。
※ 注意 ※悪徳業者の中には、屋根に上がって、ワザと屋根を壊して「壊れてましたよ」と報告するケースがあります。許せません。(実際埼玉の方で業者が壊してた例に遭遇しました 調査日2020年5月20日)
散水調査
目視で原因だと思われる箇所に水を流して、実際に雨漏りするか再現する調査です。
散水調査をしても建物内部でどのようになっているかは、見えないため、屋根のひび割れから屋根裏の雨漏りなど原因箇所と雨漏りしている箇所が近い場合に有効な調査方法です。
原因だと思われる箇所ひとつひとつに散水していくので調査にお時間がかかってしまいます。
※ 水道は、お客様のお家からお借りする場合があります。
赤外線サーモグラフィー調査
赤外線を使って、物の温度を目で見えるようにしたサーモグラフィーという機械を使って調査します。
建物の内部を水が通っていれば、その部分に温度変化が起こるので、どのような経路で雨漏りしているか確認することができます。
サーモグラフィー調査をする場合は、建物内部が乾いている状態だと確認ができないので、散水調査をしているときか雨が降って雨漏りしているときに行うと効果的です。
当社では、上記のような調査や最新機器を使い「 原因特定、調査、施工」を行っております
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