外壁塗装|ガイナとは?メリット・デメリットや施工事例を紹介!
断熱塗料を希望される方におすすめの塗料で紹介されるガイナですが、その人気度は検索で" 断熱塗料 “と入力すると予測キーワードで表示されるほど。
でも、ガイナってどんな塗料なの?そんなにお勧めされる理由は?など疑問が多いと思います。
そこで今回はガイナについて、メリットやデメリット、施工事例も併せてご紹介します!!
ガイナとは
画像出典:日進工業
ガイナ(正式名称:断熱セラミック ガイナ)とは、日進産業(株)がJAXAの開発した断熱技術を応用して、作られた塗料でJAXA COSMODEのロゴマークが付与された第一号商品です。
※JAXA COSMODEロゴマークは、JAXAの技術を一般消費者向けに開発された商品・サービスに対して付与されています。
一般的な塗料は樹脂を主成分としていますが、ガイナは特殊セラミックビーズが約80%・アクリルシリコン樹脂が約20%配合されている塗料です。
また、ガイナは限られた問屋さんからしか入れられないため、信頼ある塗装店でしか購入することができません。
当社はガイナ取り扱い店です。
ガイナのメリット
断熱・遮熱機能
よく記事や業者からガイナは「夏は涼しく、冬は暖かく過ごせます」と書かれていたり、聞いたりしたこともあると思います。
その秘密はこの特殊セラミックビーズあります。
一般的な塗料は塗装後、樹脂の塗膜が建物を包んで劣化を防いでくれますが、主成分の特殊セラミックビーズが配合されたガイナで塗装した後の壁には、特殊セラミックビーズの球体が壁全体に敷き詰められた状態になります。
この特殊セラミックビーズ(球体)が外からの熱を反射させたり、屈折させることにより、室内へ熱が入ることを防いでくれます。(遮熱効果)
また、セラミックビーズの中は空洞になっているため、熱の伝導率(熱が伝わること)が抑制されます。(断熱効果)
そのため、夏は外の熱が伝わりずらくなることで涼しく過ごすことが出来、冬は暖房などで温められた熱が逃げにくくなるので、「夏は涼しく、冬は暖かく過ごせます」と様々な記事などで書かれています。
ガイナは、その断熱効果と遮熱効果から2017年度には省エネ大賞「審査委員会特別賞」を受賞しています。
遮音・防音効果
体感できるほどではないかもしれませんが、ガイナには外部の音を軽減してくれる効果があります。
その仕組みは、ガイナを塗った後の塗膜にあり、塗膜の内部を見るとセラミックビーズが敷き詰められている状態になります。
このセラミックビーズが音の振動を軽減してくれるので、外部の音(車など)を和らげてくれます。
結露対策
結露はカビを発生させる要因となるので家にとって大敵ですが、その結露を抑制してくれる働きがあります。
結露は温度差によって発生しますが、ガイナは温度変化に適応する特性を持っています。
ガイナを塗装することで、周辺に合わせて温度が変化し、温度差が小さくなることで結露の発生を抑える効果があります。
お得情報
各自治体では外壁塗装工事の助成金や補助金が設けられています。
「省エネ住宅改修補助金」「住宅リフォーム資金助成」などは外壁塗装を対象としています。
特に省エネリフォームでは、高反射塗料や遮熱塗料と使うことが条件に入っていることが多く、ガイナはこの条件に当てはまります。
外壁塗装をお考えの方は、このような補助金制度を賢く使って外壁塗装をするのもいいかもしれません。
ガイナのデメリット
汚れがつきやすい
汚れのイメージ画像です※
塗料には「艶あり・7分艶・5分艶・3分艶・艶消し」という仕上がりの艶(光沢)が選べますが、ガイナは艶なしのみの販売となっています。
艶なしの場合、マットな仕上がりになるため、高級感のある落ちついた印象になり周囲にも馴染みやすいことがメリットですが、反面、表面に凹凸ができるため汚れがつきやすくなります。
正直なところ、艶ありでも、艶なしでも年数を重ねると最終的に汚れはついてしまうので、汚れが気になりだすのが早いか遅いかになります。
ガイナのカラー展開は明度が高い色が多いですが、その中でも濃いめの色を選ぶことで多少汚れが気になりだすことが遅くなるのではないかと思います。
マットな仕上がりが好きでプラスαの効果がほしい方には、おすすめできる塗料になります。
価格が高い
ガイナの単価は3,800円~4,500円/㎡になります。
一般的な塗装で使用されるシリコン塗料に比べると、約1.5倍くらいになります。
ガイナは様々な効果が期待されていることと、塗装するためにはある程度の職人の技術が必要となるため、この単価は妥当ではないかなと思います。
ただ、価格を重視される方にとっては、この点が大きなデメリットになります。
このデメリットも補助金などを利用されることで解消されるのではないかと思いますので、補助金の利用も検討の中に入れるといいかもしれません。
カラーバリエーション
ガイナのカラーバリエーションは基本52色になります。
全体的に薄い感じの色が多いですが、色の中に白の要素が多いほうが熱が通りにくくなるため、このような色展開となっているのではないかと思います。
画像出典:日進工業|カラー見本
施工事例
画像出典:日進工業|施工事例
画像出典:日進工業|施工事例
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画像出典:日進工業|施工事例
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