【神奈川県川崎市宮前区】歪みや釘浮きが気になる屋根。棟板金を取り外すと中から黒く腐食した貫板が…!棟板金の交換工事をしてお悩み解決します!

棟板金交換工事

屋上防水のご依頼をいただきました。

屋上防水の工事で足場を立てるため、同じ足場を使って棟板金交換工事を行うことになりました。

工事情報

工事日2025年6月
工事場所神奈川県川崎市宮前区
築年数築27年
工事内容棟板金交換工事
工事日数1日
工事金額183,700円
※足場は除く

ビフォーアフター写真

棟板金交換工事ビフォー

before

棟板金交換工事アフター

after

工事見積

工事項目面積/長さ金額(税抜)
既存棟板金撤去9m12,000円
既存貫板撤去18m12,000円
新規棟板金取付9m100,000円
新規貫板取付18m35,000円
板金接合部シーリング一式8,000円
諸経費10%15,700円
合計金額(税抜)172,700円

工事の工程写真

工事前の棟板金

工事前の棟板金

工事前の棟板金です。

大きな破損はありませんが、凹みなどの小さな劣化が見られます。


「棟板金」について、こちらの記事で詳しく紹介していますので、ぜひご覧ください!

劣化した棟板金

劣化した棟板金

近くで確認すると、棟板金の歪みや固定している釘が浮いていることが分かりました。

このまま放置すると、棟板金が飛ばされたり雨漏りの可能性があるため、とても危険な状態です。

屋根の釘浮きについて、詳しく知りたい人はこちらの記事をご覧ください!

棟板金を取り外す

棟板金を取り外す

まず、棟板金を取り外すと、その下に貫板があります。

雨漏りしていて、貫板が黒く変色し、腐食が進行しています。

貫板を取り外す

貫板を取り外す

雨漏りをして脆くなった貫板を取り外します。

ここから、新しい貫板と棟板金を設置します。

新しい貫板をカットする

新しい貫板をカットする

まず、新しい木製貫板を必要な長さにカットします。

新しい貫板を設置

新しい貫板を設置する

カットした新しい貫板を設置して、棟板金を固定できる状態を作ります。

新しい棟板金を設置

新しい棟板金を設置

設置した貫板の上に、新しい棟板金を固定します。

しっかりとビスを打ち込んで棟板金を固定することで、頑丈な仕上がりになります。

継ぎ目をコーキングする

継ぎ目をコーキングする

棟板金は1枚あたりおよそ2mほどの長さがあり、複数枚をつなげて施工しています。

継ぎ目をしっかりコーキングして、雨水の侵入を防ぎます。

継ぎ目をコーキングする②

継ぎ目をコーキングする②

屋根の三又になっている部分は、「かき合い」とも呼ばれていて、屋根の頂点にある複数の棟が交わる場所です。

複雑に入り組んだ構造のため、雨漏りのリスクがとても高いです。

そのため、棟板金は「嵌合構造(かんごうこうぞう)」にして、しっかりと組み合わせます。

さらにコーキングを施すことで、重ねて雨漏り対策を行っています。

工事完了

工事完了

これで、棟板金の交換工事は終了です。

「とてもキレイになって嬉しい!」とお客様に喜んでいただけました。

屋上防水工事も行いました

こちらのお客は、屋上防水工事も同時に行いました。

同じ足場を使って同時に工事をすることで、コストを削減することができます。

屋上防水工事を検討されている人は、ぜひこちらもご覧ください!

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