モルタル外壁の雨漏りを放置すると危険?修理費用やよくある症状・DIYの注意点を詳しく解説!

「家のモルタル外壁にひび割れがある」
「室内にシミができていて・・・」
「雨の日だけ室内に湿り気が出る」
このような症状がある場合、モルタルの外壁から雨漏りしている可能性があります。
実際、モルタルの外壁はひび割れ(クラック)や塗装の劣化、窓まわりのシーリングが原因で雨漏りにつながるケースがとても多いです。
雨漏りを放置することで、下地材の腐食やシロアリが発生し、住宅の耐久性の低下につながります。
今回は、モルタルの外壁で雨漏りが起こる主な原因やよくある症状・DIYの可否や業者に頼んだ場合の費用相場まで詳しく解説します。
長く住まいを守るために、ぜひ最後までご覧ください。
モルタル外壁って?

モルタル外壁とは、セメント・砂・水を混ぜ合わせた材料を外壁に塗って仕上げる工法のことです。
職人が現場で塗り上げるため、継ぎ目の少ない美しい見た目になるのが特徴です。
現在の住宅ではサイディング外壁が主流ですが、築20年以上の戸建て住宅ではモルタル外壁も多く見られます。
モルタル外壁には、次のような特徴があります。
- 継ぎ目が少なく、すっきりした外観になる
- デザイン性が高い
- 重厚感のある仕上がりになる
- ひび割れが起こることがある
- 定期的な塗装メンテナンスが必要
また、サイディング外壁との違いは以下の通りです。
| 項目 | 施工方法 | 継ぎ目 | 劣化しやすい箇所 |
|---|---|---|---|
| モルタル外壁 | 塗り仕上げ | 少ない | ひび割れ |
| サイディング外壁 | パネル貼り | 多い | シーリング |
モルタル外壁は見た目の良さが魅力ですが、表面の塗装が劣化したり、ひび割れが起こったりすると雨水が侵入しやすくなります。
そのため、モルタル外壁の雨漏りを防ぐには、定期的な点検とメンテナンスが大切です。
モルタル外壁で雨漏りが起こる主な原因
モルタル外壁は、表面の塗装によって防水性を保っています。
そのため、塗装の劣化やひび割れ・隙間ができると雨水が内部へ入り込み、雨漏りにつながることがあります。
ここでは、モルタル外壁で雨漏りが起こりやすい主な原因を解説します。
外壁のひび割れ(クラック)

モルタル外壁で最も多い原因のひとつが、「外壁のひび割れ(クラック)」です。
モルタルは乾燥や気温変化・地震の揺れなどの影響で表面にひび割れが起こることがあります。
特に注意したいのは、以下のようなひび割れです。
- 幅0.3mm以上あるひび割れ
- 長く深く伸びているひび割れ
- 窓の角から斜めに入っているひび割れ
- 同じ場所に何本も伸びるひび割れ
見た目は細く見えるひび割れも、長期間放置することで雨水の侵入口になることがあります。
窓・サッシまわりの隙間

窓やサッシまわりは、雨漏りの原因になりやすい代表的なポイントです。
外壁とサッシの取り合い部分には、隙間を埋めるためにシーリング材が使われています。
しかし、年数が経つと硬化・ひび割れ・剥がれが起こり、防水性が低下します。
その結果、以下のような症状につながります。
- 隙間から水が侵入する
- 窓枠が濡れる
- 壁紙が浮く
- 雨の日だけ窓まわりから水がにじむ
これらの症状は、雨水が侵入している初期サインです。
一度、雨水が侵入すると自然に直ることはないため、注意が必要です。
塗装の劣化による防水性の低下

モルタル外壁は、表面の塗装によって雨水の侵入を防いでいます。
そのため、塗装が劣化すると外壁が水分を吸いやすくなり、雨漏りリスクが高まります。
以下のような症状がある場合、注意が必要です。
- 色あせ
- チョーキング(触ると白い粉がつく)
- 塗膜の剥がれ
- コケ・カビの発生
塗装の劣化は見逃されやすいですが、雨漏りの前兆になることも少なくありません。
ベランダ周辺

ベランダ周辺は接合部が多く、雨漏りが起こりやすい場所です。
- ベランダ床の防水が劣化
- 笠木まわりの隙間
- 外壁との接合部のシーリング切れ
こうした不具合があると、雨水が内部へ入り込みやすくなります。
ベランダ下の部屋にシミが出ている場合は、ベランダの劣化が原因のこともあります。
モルタル外壁の雨漏りは、見た目だけで原因を判断することが難しいケースもあります。
気になる症状がある場合は、早めに点検を検討するようにしましょう。
モルタル外壁の雨漏りでよくある症状チェック
モルタル外壁の雨漏りは、外壁の劣化が目に見える場合もあれば、先に室内へ症状が現れることもあります。
「外壁が少し傷んでいるだけ」と思っていても、内部ではすでに雨水が回っているケースもあるため注意が必要です。
ここでは、よくある症状を外壁と室内に分けて紹介します。
外壁に現れやすい症状

外壁側では、雨漏りの前兆となる劣化症状が見られることがあります。
- 外壁にひび割れがある
- 塗装が色あせている
- 壁を触ると白い粉がつく(チョーキング)
- コケ・カビ・黒ずみが目立つ
- シーリングが割れている・剥がれている
こうした症状は、外壁の防水性が低下しているサインです。
放置すると雨水が侵入しやすくなります。
室内に現れやすい症状

室内側に症状が出ている場合は、すでに壁の内部まで水が回っている可能性があります。
- 天井や壁にシミがある
- 壁紙が浮いている・剥がれている
- 窓枠まわりが濡れる
- カビ臭さを感じる
- 雨の日だけ水滴や湿り気が出る
室内症状がある場合は、表面だけの問題ではないことも多いため、早めの点検がおすすめです。
モルタル外壁の雨漏りを放置するとどうなる?
モルタル外壁の雨漏りは、最初は「壁に少しシミがある」「雨の日だけ気になる」といった軽い症状から始まることもあります。
しかし、目に見えている症状はごく一部で、壁の内側ではさらに被害が進行しているケースも少なくありません。
そのまま放置すると、修理費用が大きくなるだけでなく、住まい全体の劣化につながることもあります。
下地材・柱の腐食

雨水が壁の内部へ入り込むと、下地材や柱・梁などの構造部分が湿った状態になります。
木材は水分を含み続けると腐食しやすくなり、建物全体の耐久性低下につながることがあります。
カビ・臭いの発生

壁内部に湿気がこもると、カビが発生しやすくなります。
部屋のカビ臭さや収納内部の湿気・窓まわりの黒カビなどにつながることもあります。
シロアリ被害のリスク

湿った木材は、シロアリが最も好む環境です。
雨漏りとシロアリ被害が重なると、外壁補修だけでなく構造部の修繕まで必要になるケースもあります。
シロアリが自然に居なくなることは、ほとんどありません。
シロアリ被害について詳しくはこちらの記事で解説していますので、ぜひご覧ください。
修理費用の増加

初期段階であれば、ひび割れ補修やシーリング補修で済むこともあります。
しかし、放置して内部被害が広がると、下地交換や内装工事まで必要になり、費用負担が大きくなる可能性があります。
| 初期症状 | 早期対応例 | 放置後に増える工事 |
|---|---|---|
| 小さなひび割れ | クラック補修 | 外壁全面補修 |
| シーリング劣化 | 打ち替え | 下地補修 |
| 軽いシミ | 原因補修 | 内装張り替え |
※実際の工事内容は症状・被害状況により異なります。
一時的に症状が見えなくなっても、原因が解決していない場合、再発することがあります。
また、雨量や風向きによって、ある日突然症状が悪化するケースも少なくありません。
モルタル外壁の雨漏りは、放置するほど被害が広がりやすくなるため、症状がある場合は早めに点検・修理の依頼を行いましょう。
モルタル外壁の雨漏りはDIYで直せる?

モルタル外壁からの雨漏りで悩んでいる人の中には「業者に頼む前に自分で直せないかな」「DIYで補修することはできない?」と考える人も多いと思います。
実際、市販で補修材やコーキング材も販売されているため、軽微なひび割れであれば自分で対応できると感じるかもしれません。
しかし、その補修は一時的に水の侵入を抑える応急処置に過ぎません。
雨漏りは見えているひび割れ以外に、窓まわりの隙間や外壁内部・屋根との接合部などが原因になっているケースも少なくありません。
そのため、表面だけの補修では再発する可能性があります。
また、2階部分など高所での作業は転落リスクもあり、危険が伴います。
室内にシミがある・雨の日に水が垂れる・何度も再発しているといった場合は、DIYで済ませようとせず、早めに専門業者へ相談することをおすすめします。
モルタル雨漏りの修理方法と費用相場
モルタル外壁の雨漏りは、原因によって必要な修理方法が異なります。
見えているひび割れだけを塞いでも、別の場所から雨水が侵入していれば再発することもあります。
そのため、原因に合った適切な補修を行うことが大切です。
ここでは、モルタル外壁でよく行われる修理方法と費用相場を紹介します。
ひび割れ補修(クラック補修)

モルタル外壁の細かなひび割れや一部のクラックが原因の場合に行われる補修です。
ひび割れ部分へシーリング材を充填し、防水性を回復させます。
症状が軽いうちであれば、比較的費用を抑えやすい工事です。
費用相場:3万円~15万円前後
外壁塗装

外壁全体の防水性が低下している場合は、塗装メンテナンスが必要になることがあります。
モルタル外壁は、表面の塗装によって防水性を保っているため、塗膜が劣化すると雨水を吸いやすくなります。
外壁全体に色あせ・チョーキング現象が見られる場合は、塗装工事が有効です。
費用相場:80万円~150万円前後
ベランダ防水工事

ベランダ防水層の劣化が原因の場合に行われる工事です。
床表面のトップコートと呼ばれる保護塗装や防水層・下地材など施工の範囲によって金額が大きく変動します。
また、ベランダ下の部屋で雨漏りしている場合は、ベランダ床の劣化が雨漏りの原因になっている可能性もあります。
費用相場:10万円~30万円前後
下地補修・大規模修繕

雨漏りを長期間放置し、下地材まで傷んでいる場合、下地部分の交換や大規模補修が必要になることがあります。
外壁の張り替えや下地交換・内装復旧まで必要になるケースでは、工事費用も高くなりやすくなります。
費用相場:50万円以上
修理費用は、雨漏りの原因や被害範囲・建物の大きさや内装被害などにより大きく変動します。
小さなひび割れや軽微な劣化の段階であれば、部分補修で済むこともあります。
「まだ大丈夫」と放置していると、見えないところで被害が拡大している可能性があります。
早めに点検・相談・修理をすることで、結果的に費用を抑えることができます。
よくある質問(FAQ)

「雨漏りは時間が経てば自然と直る?」「火災保険は使える?」「どんな業者に相談すればいい?」など疑問を感じる人もいると思います。
最後に、モルタル外壁の雨漏りについて、実際によくある質問を分かりやすくまとめました。
モルタル外壁の雨漏りは自然に直ることがありますか?
補修や応急処置によって一時的に症状が収まることはありますが、自然に直るケースはほとんどありません。
雨量や風向きによって症状が出なくなるケースもあるため、一度でも雨漏りの症状が出た場合は、放置せず早めに原因特定のために点検を行いましょう。モルタル外壁の雨漏り修理に火災保険は使えますか?
台風・強風・雹・飛来物など、自然災害による破損が原因で雨漏りした場合は、火災保険が使える可能性があります。
一方で、経年劣化によるひび割れや塗装の劣化は対象外となるため、火災保険の申請はできません。雨漏りの修理はどんな業者に依頼をすればいいですか?
モルタル外壁の雨漏りは、原因特定がとても重要です。
そのため、塗装専門業者だけでなく、雨漏り調査や外装工事の経験がある業者へ相談するのがおすすめです。
調査内容や見積もり内容を丁寧に説明してくれる会社を選ぶと安心です。
また、火災保険の申請を検討中の場合は、火災保険申のサポート経験がある施工業者に頼むことをおすすめします。現地調査や見積もりだけで依頼はできますか?
多くの業者で現地調査や見積もりのみの相談にも対応しています。
「修理が必要か分からない」「費用感だけ知りたい」という場合も、早めに相談して現状を確認することが大切です。
まとめ|モルタル外壁の雨漏りは早めの対処が大切
モルタル外壁の雨漏りは、ひび割れや塗装の劣化・窓まわりの隙間など、さまざまな原因で発生します。
症状が軽く見えても、内部で被害が進行していることもあるため注意が必要です。
モルタル外壁の雨漏りについて、押さえておきたいポイントは以下の通りです。
- モルタル外壁は、表面の塗装によって防水性を保っている
- 外壁のひび割れやシーリング劣化が雨漏り原因になることがある
- 室内のシミやカビ臭さは雨漏りの初期サインになることがある
- 雨漏りを放置すると下地材の腐食や修理費用増加につながる可能性がある
- DIYで応急処置できる場合もあるが、根本解決が難しいケースも多い
- 雨漏りは原因に合った修理方法を選ぶことが重要
- 気になる症状があれば早めの修理・点検がおすすめ
モルタル外壁の雨漏りは、早期対応することで被害拡大を防げるケースも少なくありません。
「これって雨漏りかも?」と感じたら、悪化する前に専門業者へ相談してみましょう。
【2026】雨漏り調査キャンペーン
\期間限定/
雨漏り調査キャンペーン!
原因がはっきりしない雨漏りに悩んでいる
相見積もりをする前にまず調査をしてみたい
初めての雨漏り調査で不安がある
写真付きの詳しい調査報告書が欲しい
雨漏り調査の無料相談はこちら
※定員に達し次第、キャンペーンは終了となります。
※キャンペーン終了後は、通常価格でのご案内となります。
※交通費や駐車料金は一切頂いておりません。
※お申込みから調査までお待ちいただく場合があります。
※本キャンペーンは「個人の戸建て持ち家」にお住まいで、家主様ご本人からのお申込みのみを対象としています。
(賃貸物件の大家様・オーナー様からのお申込みは対象外となります)






