【千葉県浦安市】築32年バルコニーの下に雨染み発生・・・!新しいFRP防水を重ねて安心の暮らしを。ベランダ防水工事をしました!

ベランダ防水工事
雨染み

先日、バルコニーの下に雨が染みてるような跡があることに気づきました。

今後も長く住んでいく家なので、なんとかしたいと思っています。

お忙しいと思いますが、現地調査をお願いしたく連絡させていただきました。

工事情報

工事日2025年6月
工事場所千葉県浦安市
築年数築32年
工事内容ベランダ防水工事
新規防水層FRP防水
工事日数3日
工事金額303,600円

ビフォーアフター写真①

ベランダ防水工事ビフォー①

before

ベランダ防水工事アフター①

after

ビフォーアフター写真②

ベランダ防水工事ビフォー②

before

ベランダ防水工事アフター②

after

工事見積

工事項目面積/長さ金額(税抜)
清掃一式5,000円
養生一式5,000円
室外機昇降1台5,000円
下地補修一式30,000円
下地合板取付一式60,000円
面木取付・防水シール一式10,000円
プライマー一式20,000円
FRP施工一式63,000円
トップコート一式43,000円
産業廃棄物1台35,000円
諸経費10%27,600円
合計金額(税抜)303,600円

工事の工程写真

バルコニー下の雨染み

バルコニー下の雨染み

「雨染みがある」とお問い合わせがあり伺うと、バルコニーの下にハッキリと雨染みが確認できました。

原因を探すために、バルコニーを確認します。

バルコニーの床面状況

バルコニーの床面状況

バルコニーの床面は、剥がれや亀裂によって模様ができている状態でした。

この劣化部分から雨水が入り込んで、バルコニー下に到達し、雨染みができたと考えられます。

今回は、既存の防水層の上から、新たに防水層を重ねていく工事を行います。

高圧洗浄

高圧洗浄

雨染みの原因が判明したところで、工事の工程に入ります。

まず、高圧洗浄をして表面の汚れをしっかりと落とします。

下地補修

下地補修

次に下地補修を行います。

亀裂部分にコーキングをしっかりと行います。

なぜ隠れる場所の補修が必要?

下地が痛んだまま上から新しい防水工事をしても、密着不良や膨れの原因になるからです。

内部に水分や腐食が残っていると、再度雨水が侵入する可能性があります。

長持ちさせる防水層を作るためには、見えない部分の補修も大事な工程です。

合板を設置

合板を設置

次に、新しい防水層の下地となる合板を設置します。

しっかりとビスで固定し、合板同士の隙間など水が侵入する可能性がある場所は、防水テープでしっかりと保護します。

水平器を使って勾配をつける

勾配をつけて合板を設置

合板を設置する際は、この「水平器」を使用して床面に勾配(傾斜)を作ります。

適切な勾配を作ることで、スムーズに排水を行うことができるため、建物自体の保護に繋がります。

面木を設置

面木を設置

次は、入隅部分に面木を設置します。

この後、新しく作るFRP防水は、繊維強化プラスチックという素材の性質上、直角部分への硬化・密着はとても難しいです。

そのため、面木を入れることで少し角を丸めて、密着しやすくします。

FRP防水について、以下の記事で詳しく紹介していますので、よろしければご覧ください!

プライマーを塗布

プライマーを塗布

プライマーを塗布します。

プライマーは接着剤のような役割で、下地と防水材の密着性が上がります。

ガラスマット設置・ポリエステル樹脂を塗布

ガラスマット設置・ポリエステル樹脂を塗布

プライマーが乾燥したら、防水層を作ります。

ガラスマットを設置して、上からポリエステル樹脂を塗ります。

さらに耐久性の高い防水層を作る際には、この工程を2回繰り返して施工する「2PLY(ツープライ)」と呼ばれる方法を採用することもあります。

サンディング・アセトン拭き

サンディング・アセトン拭き

FRP防水層が乾燥したら、表面のサンディングとアセトン拭きを行います。

トップコートを塗布

工事完了

工事完了

トップコートが完全に乾燥したら、工事完了です。

仕上がりを見たお客様から「本当に助かりました、安心して暮らせます。」と声をかけていただきました。

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