【東京都稲城市】強風で這どいが外れた！？風災で火災保険を申請し、認定されたので、実質無料で這どいに繋がる雨どいの部分交換をしました。

こちらの写真は、施工前の雨どい（這樋：はいどい）です。

這樋とは、雨どいの一種で、本来は下屋の上を這うように設置されています。

130cmほどある這樋が外れて、軒樋に引っかかってしまっていました。

このままでは、這樋が落ちてくる可能性があり、とても危険です。

今回は、壊れた這樋の交換と、這樋に繋がる軒樋・縦樋の交換をします。

外れた這樋を撤去したら、まず軒樋と縦樋の本体を取り外します。

雨どいを外したら、金具もすべて撤去します。

金具が錆びていたりや破損していると、本体が外れてしまう可能性があるため、金具の再利用はできません。

金具を取り外した際にできた穴を、コーキングで塞ぎます。

ビスや釘の小さい穴ですが、ここから浸水する危険性があります。

このコーキングを怠ると、雨漏りの原因に繋がる可能性があるため、必ずコーキング処理をします。

新しい金具を取り付けたら、軒樋と縦樋の本体を設置します。

雨水を流れやすくスムーズにするために、微妙な勾配をつけて取り付けます。

また、フラットタイプの角軒樋から、今回は新しく前高タイプの角軒樋を設置しました。

前高タイプの角軒樋は、外観から見えない内吊金具のため、軒先のラインがとてもすっきりします。

今回軒どいは、シビルスケアを使用しました。

最後に新しい這樋を設置します。

強風でも外れないようにしっかりとコーキングで固定をして、今回の工事は終了です。