雨どい詰まりの原因は枯葉!?理由と対策をご紹介します
お家の雨どいこんな状態になっているかもしれません
晴れていても雨水が溜まったまま
雨どいから草が生えてきている
雨どいから水が溢れ出ている
当社へ雨どいの清掃を依頼される方の雨どいを見るとこんな状態になっていることがほどんどです。
このような状態になっているのは雨どいが詰まっていることが原因です。
では、なぜ雨どいに詰まりが発生するのでしょうか?その理由や解決策・対策をご紹介します。
雨どいに詰まりが起きる理由
雨どい詰まりの理由の一つとして、風に流された枯葉が雨どいの中に入ってしまうことにあります。
そのまま雨どいに入るケースもありますが、風に運ばれた枯葉が屋根に落ち、その後、雨が降ったときに屋根を流れる雨水と一緒に枯葉が流れて、雨どいに入るというケースが多いでしょう。
さらに枯葉が入りやすいお家の特徴が以下の3つになります。
- 家の近くに公園がある
- 家の庭に木を植えている
- 周囲に林や森がある
今までの経験上、すぐ近くに木がなくても、鳥が巣を作るために運んできてしまうこともありました。
枯葉が雨どい詰まりの原因となる理由
枯葉が雨どいに溜まると詰まりの原因となり、雨どいの役割を果たせません。
枯葉が溜まりやすい箇所は集水桝という軒樋から縦樋へ雨水を流すための排水口のような箇所になります。
その理由は、雨どいに落ちた枯葉が雨水に流されて集水桝へ運ばれてしまうからです。
枯葉が少ない場合や葉が小さいものは問題なく流れてくれますが、枯葉の量が多かったり、大きな枯葉が雨どいに引っかかり、それが蓄積されていくとやがて詰まりの原因となります。
キッチンの排水口やお風呂場の排水口をイメージすると分かりやすいかもしれません。
また、枯葉は時間が経つと腐食していきます。
腐食した枯葉は腐葉土として、雨どいに残ったままになるため、水の流れを堰き止めてしまいます。
その結果、流れを止められた雨水が雨どいから溢れ出してしまいます。
そのほかにも湿気を好む苔が生えたり、風で飛ばされた種子が雨どいに入り、草を生やしてしまうこともあります。
詰まりの原因となる枯葉対策はどうしたらいい?
今回は詰まりが発生した場合の解決策と枯葉防止対策の2つをご紹介します。
◆解決策|雨どい清掃
雨どい清掃は、溜まってしまった枯葉やゴミなどを取り除く作業になります。
この作業を定期的に行うことにより、詰まりが解消されるため、スムーズに雨水を流すことができるようになります。
ただ、今までの経験上、雨どい清掃を依頼される方の特徴として、すでに詰まりが発生して雨水が溢れ出ていることが多く、定期的に雨どい清掃をされている方はレアです。
定期的にメンテナンスができる方や既に詰まりが発生して雨水が溢れ出している方は、雨どい清掃で詰まりを解消しましょう。
◆枯葉防止対策|雨どい枯葉よけネット
枯葉よけネットとは、屋根から流れてきた枯葉を防ぎながら、雨水は雨どいへ流れるという優れた部材になります。
ネットの施工することにより、詰まりの原因となる枯葉が雨どいに入ることがなくなります。
そのため、雨どい清掃の頻度が軽減され、雨どいに関わるメンテナンス費用もぐっと抑えることも可能です。
Google検索では「雨どい 枯葉よけネット」「雨どい 枯葉 ネット」「雨どい 枯葉対策」と検索されている方が多いですが、当社では雨どいネットと呼んでいます。
ネットは網のようなもので形状が変えられるので、雨どいの形に加工をして、枯葉が入ってしまわないよう施工をします。
当社で枯葉よけネットの施工をされる方の特徴として、雨どい交換時にネットを施工される方や雨どい清掃時にネット施工される方が多いです。
その他にも屋根塗装や外壁塗装などで足場を立てたついでに枯葉よけました。
まとめ
- 雨どいが詰まってしまう原因は枯葉
- 枯葉を放置すると腐食し、やがて腐葉土になり、草や苔が繁殖してしまう
- 詰まりを解消するためには雨どいの清掃がおすすめ
- 枯葉が入ることを防ぐためには、枯葉よけネットが有効