雨どいを清掃したのに詰まりが解消されない!その原因は「雨水枡や排水管」かもしれません。

「雨どいを清掃したのに、水が流れない・・・!」
実はその症状、原因は雨どいではなく「雨水桝や排水管の詰まり」にあるかもしれません。
雨どいの先には、雨水を地中へ流すための雨水枡や配管が続いており、この部分に土砂や落ち葉が溜まることで排水不良を引き起こすことがあります。
その結果、雨どいから水があふれたり、ベランダに水たまりができたりするケースも少なくありません。
今回は、雨どい清掃をしても改善しない原因や放置すると起こるリスク・専門業者へ相談すべき理由について解説します。
雨どいの詰まりで困っている人は、ぜひ最後までご覧ください。
雨どいを清掃しても詰まりが直らない原因は「雨水桝や排水管」の可能性
「雨どいを掃除したのに水が流れない」「雨の日になると雨どいから水があふれる!」
このような場合、雨どい自体ではなく、「雨水桝」や「排水管」が詰まっている可能性があります。
雨水桝は、排水経路の途中に設けられ、土砂や泥を溜めながら雨水を流すための設備です。
雨どいから流れてきた雨水は、排水管を通って雨水桝に集められる作りになっています。
これらは地面の中に設置されているため、詰まりが発生していても気付きにくく、「雨どいが原因だと思っていたら、実は排水管が詰まっていた」というケースも少なくありません。
ここでは、雨水桝の役割や詰まりの原因について詳しく解説します。
雨水桝とは?

雨水桝は、排水経路の途中に設けられた設備で、土砂や泥などを溜めながら雨水を流す役割があります。
そのため、長年の使用によって泥や落ち葉などが少しずつ溜まり、排水の流れが悪くなることがあります。
雨水桝は普段目にする機会が少ないため、詰まりに気付かず、「雨どいの不具合だ」と思われているケースも少なくありません。
雨水桝や排水管が詰まる原因

雨水桝や排水管には、雨どいから流れてきた雨水だけでなく、落ち葉や土・砂なども一緒に流れ込むため、長年使用していると少しずつ汚れが溜まっていきます。
特に、以下のようなものが詰まりの原因となることがあります。
- 落ち葉や小枝
- 土や砂・泥
- コケや藻
- 屋根材の劣化によって流れた砂状の汚れ
- 強風で飛ばされてきたゴミ
これらが雨水桝や排水管に蓄積すると、雨水がスムーズに流れなくなり、雨どいやベランダの排水に影響を及ぼすことがあります。
また、雨水桝だけでなく、雨水桝の前後に接続されている排水管で詰まりが発生しているケースもあります。
「雨どいを掃除したのに改善しない」「大雨の日だけ水があふれる」といった症状がある場合は、雨どいに加えて雨水桝や排水管もあわせて点検することをおすすめします。
雨水桝や排水管が詰まると起こる症状
雨水桝や排水管が詰まると、雨水がスムーズに排水されなくなり、さまざまな症状が現れることがあります。
一見すると「雨どいの詰まり」のように見えても、実際には雨水桝や排水管が原因となっているケースも少なくありません。
ここでは、雨水桝が詰まった際によく見られる症状をご紹介します。
雨どいから雨水が溢れる

雨水桝や排水管が詰まると、その先へ雨水を流せなくなるため、雨どいの中に水が溜まり、途中からあふれてしまうことがあります。
「雨どいを掃除したのに改善しない」「特に大雨の日だけあふれる」という場合は、雨どいではなく排水管や雨水桝に原因がある可能性も考えられます。
ベランダの排水が流れない・水たまりができる

雨水桝や排水管が詰まっていると、排水がうまくできず、ベランダに水たまりができることがあります。
ベランダの排水溝は雨どいと同じ排水経路につながっているため、雨水桝や排水管が詰まることで、ベランダの排水機能も低下するからです。
ベランダの水たまりを放置すると、防水層へ負担が大きくなるだけでなく、住宅の劣化や雨漏りにつながる可能性もあります。
雨水桝や排水経路から水があふれる

雨水桝の内部に土や落ち葉が溜まっていると、雨水を十分に排水できず、枡から水があふれることがあります。
特に大雨やゲリラ豪雨の際にあふれる場合、雨水桝・排水管の詰まりが原因となっている可能性があります。
雨水桝・排水管の詰まりを放置するとどうなる?
雨水桝・排水管の詰まりは、最初「少し水の流れが悪いだけ」と感じることもあります。
しかし、そのまま放置すると排水不良が悪化し、住宅にもさまざまな影響を及ぼす可能性があります。
ここでは、雨水桝の詰まりを放置することで起こるリスクをご紹介します。
雨どいから雨水があふれやすくなる

雨水桝が詰まると、流れるはずの雨水が行き場を失い、雨どいや集水器からあふれることがあります。
特に大雨やゲリラ豪雨では排水が追いつかず、普段より症状が目立つケースも少なくありません。
一時的なものと思って放置せず、原因を確認することが大切です。
ベランダの防水層に負担がかかる

ベランダの排水がうまくできない状態が続くと、水たまりができやすくなります。
水たまりが長時間続くと、ベランダの防水層に負担がかかり、劣化を早める原因となることがあります。
劣化が進行すると、防水工事が必要になる可能性もあるため、早めの対応がおすすめです。
雨漏りにつながる可能性がある

排水不良によって雨水が適切に流れなくなると、本来水が溜まらない場所に雨水が滞留することがあります。
外壁にあるひび割れや隙間から建物内部へ雨水が浸入し、雨漏りや木部の腐食につながる可能性もあります。
被害が広がる前に原因を特定し、必要な対応を行うことが重要です。
修理費用が高額になる可能性も

詰まりの段階で対応できれば、清掃だけで改善するケースもあります。
しかし、放置して雨漏りや建物の劣化につながると、防水工事や外壁・屋根の補修など、より大きな工事が必要になる場合もあります。
違和感を覚えた最初の段階で点検を依頼することが、結果的に修理費用を抑えることにつながります。
雨どいから雨水桝までの配管洗浄費用の目安

雨水桝の清掃費用は、詰まりの状況や清掃する箇所数によって異なります。
一般的には、軽度な詰まりであれば35,000円程度から対応できるケースがあります。
一方で、地中に埋まった配管で詰まりが発生している場合は、雨水桝や配管の位置を特定するために土を掘り起こす作業が必要になることがあります。
その他にも、後付けしたサンルームやテラスが雨水桝の上に設置されている場合は、一度取り外して作業を行わなければならないケースもあります。
このような場合は作業規模が大きくなるため、10万円以上の費用がかかることも珍しくありません。
正確な費用は、詰まりの原因や作業範囲によって異なるため、現地調査を行ったうえで見積もりを依頼すると安心です。
※上記の費用はあくまで目安です。排水管の長さや詰まりの状況・雨水桝の位置・作業内容などによって実際の費用は異なります。
雨どいを清掃しても改善しない場合は専門業者へ相談しましょう

雨どいを掃除しても水の流れが改善しない場合、雨水桝や排水管など、雨どい以外に原因がある可能性があります。
見た目では異常が分からないケースも多く、原因を特定するには専門的な点検が必要になることもあります。
無理にご自身で対応しようとすると、高所での作業による転落事故や、排水設備を傷つけてしまうおそれもあるため注意が必要です。
「雨どいを掃除したのに改善しない」「ベランダの水がなかなか引かない」といった症状がある場合は、専門業者へ相談し、雨どいだけでなく雨水桝や排水管も含めて点検してもらうことをおすすめします。
まとめ
雨どいを掃除しても詰まりが改善しない場合は、雨水桝や排水管の詰まりが原因となっている可能性があります。
特に、ベランダの水たまりや雨どいからの水漏れなどは、排水管の詰まりや雨水桝が原因のケースも少なくありません。
詰まりを放置すると、排水不良だけでなく、防水層への負担や雨漏りにつながる可能性もあります。
雨どいを掃除しても症状が改善しない場合は、原因を正しく特定し、早めに対処することで、雨漏りや高額な修理を防ぐことができます。
気になる症状がある場合は、雨どいだけでなく雨水桝や排水管も含めて点検を依頼し、早めに対処しましょう。
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